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R.E.P

Perfumeに特化した音楽ブログ/音楽に特化したPerfumeブログ

第24回 Perfumeロンドン公演 ライブ・ビューイングの記録

Perfume ライブレポ
PerfumeのWORLD TOUR 2nd、ロンドン公演のライブ・ビューイングの記録です。
DVDになりそうな気もしますが、いろいろおもしろかったので、ひとまず記録として残しておきます。

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Perfume 2013.07.05 -O2 Shepherds Bush Empire SET LIST

1. Spending all my time
2. Magic of Love
3. レーザービーム(Album-mix)
4. ポリリズム
MC
5. Spring of Life
6. SEVENTH HEAVEN
7. スパイス
 Handy Man(衣装チェンジ)
8. だいじょばない
9. エレクトロ・ワールド
P.T.Aのコーナー
10. FAKE IT
11. Dream Fighter
12. チョコレイト・ディスコ
13. MY COLOR
En. GLITTER
 

◆セットリストの傾向

先のアジア・ツアーでは、コンピ『LOVE THE WORLD』を踏まえた幅広い選曲がなされていましたが、今回は新しめの楽曲を中心に、ライヴでの人気曲を挿むというスタイル。各パートごとに意味合いがありそうなアジア・ツアーのセットもおもしろかったのですが、現在進行形のPerfumeを見てもらうなら、やっぱりこういうセットになるのでしょう。
 

◆Spending all my time

世界最大級の広告フェスティバル、カンヌ・ライオンズでの「Spending all my time」が大変な騒ぎになっていましたが、これがWORLD TOUR 2ndのオープニングだったわけですね。私もカンヌの模様は中継で観ていましたが、正直なところよくわからなかった。
 
Perfumeは3人のパフォーマンス力と、ヤスタカの音楽、MIKIKO先生の振付という三位一体であり、そのどれも突出しないバランスの良さが最大の魅力だと思っていたので、中継で観る限り、あの「Spending~」には3人のパフォーマンスや、フィジカルな存在感が希薄だと感じてしまいました。人体へのプロジェクション・マッピングというアイデアはおもしろいとしても……。
 
でも、映画館のスクリーンで観てようやくわかりました。
ただ3人が突っ立っているところに映像を投影しているだけではない。3人のダンスに合わせて、その動きにシンクロしたプロジェクション・マッピングを行っていた。
動画では4:10あたりです。これには驚かされました。これはPerfumeだからこそやる意味があると言えるでしょう。
これを手掛けたライゾマティクスの真鍋大度さんのツイートによると、「演出やコンセプトはMIKIKO先生です :D 我々裏方チームはそれを形にするお手伝いを致しました」とのこと……MIKIKO先生、流石すぎます。
 
また、3人の衣装が次々異なるカラーリングに切り替わっていくところ(動画では5:00あたり)は、ファンの人たちが作った着せ替えデータを使っているらしく、〈Perfumeはみんなで作り上げるもの〉という、Perfume Global Siteのモットーはここでもしっかり息づいていました。
 

◆ロンドン公演は成功だったのか?

現地特派員のレポートにもありましたが、まずは大成功だったようです。日本人のアイドルが、O2 Shepherd's Bush Empireの、2000人のキャパを埋めたんです。James BlakeやPublic Image Limitedがやっているハコですよ!!
 
だからこそ、次にも期待してしまいます。O2にはThe O2 Arenaというアリーナ会場もあります(最大で2万人収容。今見たら、Neil YoungJay-Zが予定入れてました)。
それはいくらなんでも難しいとしても、UKにはCreamfieldsBestivalなどのフェスもあるし、何より、世界に名立たるあのGlastonbury Festivalがあります。このライヴがきっかけになって、次の場所に繋がり、そしてもっともっと彼女たちのことを知る人が増えてくれたらと思います。

◆MC

最初のMC。英語は3人とも一生懸命覚えてきたらしいですが、以下は私のおぼろげな記憶ですので、またも正確ではありません。
 
あ~ちゃん「やっと会えましたね、ロンドンのみなさん!!」
かしゆか「We just finished concert in Koln. It was amazing. But today, more amazing!!」
のっち「Let's have fun!」(のっちだけ覚える量が少ない)
そしてのっち、滴る汗をせっせと吹きながら「Sweat girl!!」と迷いなく発言。
 
の「We cannot speak english. But we use magic.」
お客さんがざわつく。そのまま「wait a minute...日本語しゃべれる人ー!!」「英語しゃべれる人ー!!」「通訳できる人ー!!」
か「〈ハイ喋レマス!〉って人いるよ!」ということで青年にマイクが渡される。スペインはバルセロナから来たダニエルさん。(※Twitterにダニエルさんがいた、と一部で話題でしたが、通訳したダニエルさんとは別人です)
か「何訊こうか?」
の「これが私たちの、初めてのロンドンコンサートです」
ダ「This is our first concert in london」
客「Ohhhhhhhh!!!!」しかしダニエルさん、マイクと口元が離れていて、音声を拾いづらい。
の「ダニエルさん、マイクと口を付けて、マイクをこう(高めに)持って」
ダ「ハイワカリマシタ!
か「ダニエルさん良い人!」
しかしスクリーンに映るダニエルさんの手の震えっぷりは尋常じゃないぞ!!
 
の「今日は皆さんに教えたい言葉があります」
ダ「Today, I have a word to tell you」
の「私たちはやってないんですけど、皆さんfacebookやってますかー?」
客「(facebook、と言う英語に反応して)Hooooo!!!!」
ダ「Do you use facebook?」
客「Hoooooo!!!!」
ダ「Use facebook!!?」
客「Hooooooooooo!!!!
なぜか客を煽りまくるダニエルさん(しかし手は震えていると思うと、得も言われぬ感情がジワジワくる)
あ~ちゃんが舞台上に復帰。「すごいねー!やっとらんのうちらだけじゃない?」
の「facebookの〈Like!〉ってあると思うんだけど、日本語だと〈いいね!〉なんだよ」
ダ「facebook's "like" are called "ine!" in Japan」
の「いいね!」
ダニエル&観客「イイネ!」ダニエルさん思いっきりマイクで声拾ってるよ
あ「のっちちゃん今日の衣装カワイイ~」
ダ「Nocchi's costume is so cute」
3人「いいね!」
ダニエル&観客「イイネ!」ダニエルさんまた声拾ってるよ!
の「かしゆかの髪、超きれーい!」
ダ「Really cute!」
あ「〈Really cute〉...あっそれだけなんだ…
の「いいね!」
客「イイネ!」(このへんでダニエルさんが「あっマイクで俺の声拾ってる」と気付く)
そしてダニエルさんの周辺が異様な盛り上がり。その人たちが、口々に馴染みのない言語を連呼(「パーガ」とか言ってたっけ?)。
メンバー「えっ何?何?」
客「スペイン語
の「スペイン語かい!!」
しかしステージ上で英語とスペイン語と日本語が入り乱れる…コスモポリタンなライヴと言えなくもない!!
 
そしてしばらくステージを不在にしていたあ~ちゃん、ふとダニエルさんに向かって「…あなた誰?」
か・の「ダニエルさんよ!」
あ「ダニエルさん、本当にありがとうございます。手ぇ震えてるけど緊張してる?」
か・の「大丈夫?」と言いつつ、あ~ちゃん(真顔)とかしゆか(笑顔)がマイクを持つ手をガクガク震わせる、〈観客モノマネ〉が炸裂。
ダ「チョット緊張シテマス」
あ~ちゃん、客のモノマネやるの好きだなぁ。こういうの悪意なくやるからな……

の「Today's live... Broadcasting!!」
あ「日本! Taiwan! Hong Kong! Korea! Thailand! Singapore! Indonesia! Brazil! Mexico! そしてAmericaaaa!!」
か「LAー!!」
10か国に同時中継って凄い!

あ「ロンドンはフィッシュ&チップスが有名ですよね」
ダ「In London, fish & chips is so famous」
客「Hooooooo!!!」
あ「でも日本では、あまり人気がありません
ダ「But in japan, it wasn't popular」
客「Oh.....」(一様に沈んだ雰囲気)
あ「でもロンドンで食べたフィッシュ&チップスはおーいしかった!!もうお魚がサックサクでー」
ダ「Good、イイ感ジ
あ「ポテトももう、サックサクー」
ダ「サクサク感ジー危ないダニエル、訳が破綻してきてるぞ!!っていうか最後完全に日本語だよ!!
(訂正:このとき現場にいらっしゃった @RYUTALO さんから、以下の通りご指摘をいただきました。ありがとうございます!
ロンドンで通訳した彼の隣(で、離しがちのマイクを必死に彼の口に押し付けて)いたのですが、最後は「サクサク crunchy」とうまく訳して、オーディエンスにも伝わっていたので、よかったら修正してあげてください。)
 
その後ダニエルさんもお役目終了。Perfumeファンらしい、マジメで実直そうな青年でしたよ。

その後チーム分けで、レベル1、2、3(日本でいうと2階席、3階席、4階席)が「フィッシュ」チーム、下のフロアが「チップス」チーム。
あ「映画館で観ている人もやってくださーい!

P.T.Aのコーナー。Ultra Koreaではすべて日本語で通していたけど、今回は割と英語を使ってましたね。あ~ちゃん「Tシャツ着てきた人ー!!」「PerfumeT(シャツ)!!」のあと、「今日買った人ー?」と言おうとして「...Today ,buy?」とカタコトだったのはご愛嬌。
 
あ「Next is the last song.」
客「エエーッ!!」この反応は万国共通!
あ「Make the next song together. I say〈せーの〉, Put your hands up like this」と掌を掲げる。2回リハをやってから、あ~ちゃんが静かに「1 chance. 1 heart..... せーの!」→「MY COLOR」。
この曲、あ~ちゃんは途中で涙が出そうになっていた。「MY COLOR」は一体感を演出する振付になっていて、『JPN』ツアーでも、ときどきこの曲で彼女は泣いていた。海外でこの曲が成功すれば、そりゃ感激しますわな……

アンコールは3曲の内1曲を、観客による多数決で決める趣向。
の「Pick your favourite song!」。
アンコール候補は「Nee」「GLITTER」「love the world」。3曲ともちょっと歌ったり踊ったりしながら紹介するが、その都度お客さんが大盛り上がり。
か「待って待って!」
の「決めるの後だから」
あ「いい?(上から)言ってくから」もう完全に日本語ですがな。

映画館で聴く限り、「GLITTER」への声援がいちばん大きかった。
あ「えっみんなGLITTER知ってる? もう日本じゃ全然やっとらんから」やってください…。

そして久々の「GLITTER」。記憶が曖昧ですが、シングル・ヴァージョンとAlbum-mixの中間みたいなアレンジだったような……違うかな。

「GLITTER」が終わり、締めの挨拶。
あ~ ちゃん「Thank you for understanding much Japanese. I don't know you understand everything.. But, we feel the same music and passion. Thank you for your love. Please keep loving Perfume.」
 
いつもの日本国内でのワンマンに比べるとコンパクトなライヴだったけど、初のUKライヴとしてはちょうど良かったのではないでしょうか。
 
このライヴがさらなる活躍の契機になることを願っています。そしてWORLD TOUR 3rdに向けて、私も行く準備を整えていきます(行く気なのか)