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Perfumeに特化した音楽ブログ。深掘りはしても深読みはしません

第75回 Perfume 6th Tour「COSMIC EXPLORER」徳島公演

Perfume 6th Tour「COSMIC EXPLORER」、4か所目となる徳島県アスティとくしま。私も徳島には初上陸です。

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◇6月4日(土)アスティとくしま

この日はあいにくの雨模様でしたが、5000人収容と聞いていた会場は満員。今回のツアー中、もっともキャパシティの小さい会場です(まあそれでも十分デカいんですが)。Perfumeは会場のサイズに合わせて、ステージセットも縮小して臨んでいました。
 
あ~ちゃん「チャットモンチーのフェス(こなそんフェス2016)ではライヴしましたが、ワンマンは初めてです!」
どうやらPerfume、四国4県のうち香川・愛媛・高知ではワンマンを行ってきましたが、徳島ではできなかったと。
あ「ライヴ前に、チャットモンチーのあっこちゃんからメールをもらいました。徳島でライヴしてくれてありがとうございます。徳島の人たちはシャイですが、熱いものを持っています。ぜひ徳島の人を楽しませてあげて下さい〉。なんかもう徳島代表みたいな。でもシャイなのかと思ったら〈○○○○!〉の声(ある曲での掛け声)が凄かった! これまでのところで一番!(喉元に手をやって)こみ上げてくるものがあったもん」
いま考えてみれば、もうこの段階であ~ちゃんがかなりグッと来ていたようですね。
 

◇Dance With...

いつものようにあ~ちゃんが舞台裏に消えると、さっそくのっちが「今日は徳島公演ということで、阿波踊りをします! それでは、師範代のかしゆかさんです!

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阿波踊りイメージ図
 
師範代のレクチャーを受けて、観客全員も阿波踊りに挑戦! 右手を上げると同時に右足を出し、左手を上げたら左足を出す。「肩を前に出すとそれっぽく見えます」と師範代。確かにサマになっています。しばし全員で阿波踊りして、ちょっと慣れてきたかな?と思った頃、突然のっちが「ヤットサーーーッ!!」と叫んでちょっとビクッてしましたが、お客さんが大声で「ヤットヤットーーーッ!!!!」とレスポンス。こ、これが阿波踊りか! 来てみるもんだ徳島!
なお阿波踊りには〈男型〉と〈女型〉があるそうなのですが、Perfumeはこなそんフェスでチャットモンチーに教わった男型しか踊れないそうです。
 
阿波踊りからの流れで、2人が「徳島の人ーーー!!」とステージから呼びかけましたが、挙手したのはわずか5~10%くらい……えっ、地元の人がそんなに少ないの? かしゆかが「そのなかでも、ずっと阿波踊りを踊ってるって人ーー! えーっ、もっと少ない!!」というくだりもありました……が、これは翌日理由がわかります。
 

◇Money

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のっち「皆さん、グッズのかばん……買ってくれましたか?
かしゆか心の声が出すぎてるよ
の「私、トートバッグが大好きなんです! このグッズのバッグも、チャックや色合いや素材にこだわって、男の人でも持てるようにして……りきさ……りきさつ!」。
力作なのね。言い直して間違えるパターンはなかなかないです。
の「(苦労して作った過程を)隣でかしゆかもずっと見てくれてて。だから、直接的な言い方になりますけど、買ってほしいんです。
確かに直接的だ。
 
 
の「このバッグね、普通に肩に掛けて持つと、(腕で)エンブレムマークが隠れちゃうんです。でもそういうときには〈4次元ポーチ〉をね、トートバッグに付けるといいんですよ」

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か「(そうやってトートと4次元ポーチを使っている男性を発見して)あー、こっちにそうやってくれてる人いるよー」
の「(手を振りながらそちらに高速で接近)いやぁーすみませーん、ありがとうございますぅーー!!
のっち、ちょっとおばちゃんみたいになってるぞ!
 
その後、「4次元ポーチはリップとか小物の多い女の子には便利」などの営業トークを経て、あ~ちゃんが「心の声出てたね~」とステージに戻り、チーム分けに。〈きん〉〈ちょう〉〈まん〉まで分けたところ、ざわつく客席。「大丈夫、任せて! 私あ~ちゃん!」気風を切るあ~様。このくだりは仙台でもありましたね。
ラストの〈じゅう〉を加えて〈金長まんじゅう〉が完成しました。あ~ちゃん曰く「皮が柔らかくて美味しいの!」とのこと。

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「なんで金長まんじゅうって言うの?」というPerfumeの疑問に、お客さんが一斉に回答。どうも金長たぬきというのがいるらしいのです。
か「たぬきー? 」
またお客さんが一斉に回答。
あ「ハァ?」(※自分から聞いておいてこの辺は流石
その後もいろいろなやり取りを挟みつつ、かしゆかが「えっ、『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台が徳島なの?」
そのあたりでしびれを切らしたのっち「(最高の笑顔で)まあとにかく、美味しいってことだね!
あ「いまもうちょっとで解けたのに……」
 

◇P.T.Aのコーナー

地元の山眉山

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徳島のイメージキャラクター〈すだちくん〉!!

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↑カワイイ! けどスーパーマンを意識している……?
 
そして〈あわおどり〉……これは地元の鶏〈阿波尾鶏〉に掛けた小さく羽ばたくアクションから、阿波踊りへと移行するダブル・ミーニング! そして阿波踊りで生まれる会場の一体感が凄い!! ヤットヤットーー!!!! これは間違いなく徳島ならではの盛り上がりポイントでした。

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徳島駅前、ビストロがぶりの阿波尾鶏ステーキ(ポン酢ソースで)。美味しかったです
 
※ご注意下さい。以下の部分は公演の一部のネタバレを含みます。すでに公演をご覧になった方、ネタバレ上等!な方のみ、該当箇所の文字を選択してご覧になって下さい。
この方法に賛否あるかと存じますが、レポートする以上、このタイミングでどうしても触れておきたい内容であり、この方法を取らせていただきます。
 
(以下、ネタバレ部分)
このツアーでは「LIVE 3:5:6:9」で行ったすごろくコーナーがあります。2015年には東京と広島でしかできなかったこの取り組みを、全国にも持って行きたい!というメンバーの想いで、スタッフを説得して実現に至ったそうです。
なお、サイコロが登場すると、3人がサイコロに寄り添ってそれぞれポーズを決めるお約束がありますが、この日私のそばにいた青年は、3人がポーズを決めるたび「ガワイイ!!」(ちょっと声も割れ気味で)と律儀に褒めちぎっていて、好感が持てました。
 
一投目のかしゆかがサイコロを振ると、思った以上によく転がっていきます。
かしゆか「おっおっおっ」
あ「思った以上に転がっとったけど、〈おっおっ〉て口で言ってるだけで、止めに行こうとか一切せんかったあたりに、運動神経のなさが出とる
あ「『Spring of Life』ね。サビが〈シュンシュンシュンシューン!〉
か「歌詞(笑)」
あ「でもそう聞こえん?
 
二投目はのっち。勢いよく「シャッフルスタート!!」いや、サイコロスタートですよ! 出たのは好きな目を選べる〈★〉です。
の「私、これで★出たの3回目! いままであまり当たってない曲にしようかなぁ……あ! 本当にやりたい曲選んでいい?……『ジェニーはご機嫌ななめ!』
まさか自分から進んでこの曲を選ぶとは! あ~ちゃんの交際発覚記事が(真偽はさておき)出たばかりなのに!! 2009年(フライデー事件直後)の戸田市文化会館では、本当にこの曲もう二度とやらないだろうな、と思ったら思いっきりぶちかましていたけど!! するとあ~ちゃんが急に「これ、ジューシィ・フルーツって方たちの曲なんじゃけど……そのジューシィ・フルーツの、河合さん?
2人「柴谷(しばや)さん! 河合さんはパッパラーさんだから
あ「そのジューシィ・フルーツの柴谷さんが、これPerfumeでカヴァーしたら?と言って下さったのが『ジェニーはご機嫌ななめ』。これを(広島アクターズの)発表会でやったら、たまたま東京の人が観ていて、それで東京に行くことが決まった。そういうきっかけの曲です。だからもう人生の半分以上この曲やってる……怖い!
 
三投目はあ~ちゃん。出た目をいろいろ試しても、常に「Spring of Life」のマスに止まるという謎の状態に入りつつ、コマの進め方をちゃんとやり直したら……出ました「彼氏募集中」。つい先ほど、パッパラー河合さんの話をしていた直後のタイミングで。
あ~ちゃんの楽曲解説によると、〈パッパラーさんがそれぞれイメージしたメンバーのキャラクター〉が歌詞に書かれているそうです。
キャラクター設定として、あ〜ちゃん〈普通の元気な女の子〉。のっちは〈男の子っぽい女の子〉。そしてかしゆかは……あ~ちゃん曰く「ドリーミーな女の子」かしゆか大ウケ)。
この曲を発表した当時の3人に、詞の意味はわからなかったそうです。あ~ちゃんも「フローティングキャンドルでカフェごはん〉ってところ、二十歳くらいになるまで意味わからんかった」。
 
「彼氏募集中」の指示書を開けると、〈最後のサビはそれぞれの好きなタイプを言って下さい〉と。3人が〈え~〉〈どうしよう〉とひとしきり言ったあと、あ~ちゃんが「まあ、欲を出さんと行こうか」と言ったのですが、なぜかのっちが「いや、欲は出してもいいんじゃない?」と提案。
あ「やだーー!! そう言えばこの人、福井でもこの曲当たった時、芸能人3人挙げとった!
か「人の名前を出したことにびっくりした
のっち……素直なのか何なのか……ちなみにこの曲、PA的にはマイクの切り替えが極めて難しいらしく、普通は間違えてしまうところ(あ~ちゃんの再現芸あり)ですが、「日本で何本かの指に入る」(by あ~ちゃん)ほどの方が、猛練習を経てできるようになったそうです。
 
ヘッドセット→ハンドマイク→スタンドマイクの切り替えの打ち合わせを経て、いざ、「彼氏募集中」で歌われたのは!
 

◇3人のタイプ

あ「スイーツ好きの、スイーツ男子!!
の「宮藤官九郎!!森山未來!! …………(時間切れ)」
か「植物を一緒に愛してくれる人!!
 
なお福井ではのっちはもう一人、菅田将暉(すだまさき)さんを挙げていたそうです。
 
 (↑ネタバレ部分は以上です)

◇締めのMC

ライヴの最後の3人。かしゆかは「とにかく客席が近くて恥ずかしいくらいだった」こと、のっちは「楽しくて楽しくて仕方なかった」ことを述べます。あ〜ちゃんは「また徳島来ていいですか? そのときはみんな、一人ずつ友達連れて来てくれたら、もっと大きいところで素敵なパフォーマンスができます!」。
のっちのトートバッグに続き、ここでも心の声が出過ぎている……!
 
そしてUSツアーにも言及していました。
あ「映画『WE ARE Perfume』で最後に出てくるおじさん、いやおじいちゃん。彼がアミューズの会長で、私たちはずっと怒られてばかりでした(例:「⊿」ツアー大阪城ホール公演が4時間近かった〈カツ丼2杯〉事件)。でもいまは、会長も自分たちに期待してくれています。映画では酔っぱらっていたけれど、そこで立てた大きな目標に向かって頑張りますので、徳島から応援して下さい!」
 

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↑徳島公演関係の自分のツイートで、個人的にいちばん気に入っているもの

◇6月5日 アスティとくしま

前日は雨でしたが、この日は昼から雨が上がり、爽やかな空気でした。物販コーナーに行くと、前日の営業トークの賜物か、4次元ポーチだけが完売していましたね……
 
この日のライヴ、とにかく3人のダンスが生み出すグルーヴ感が抜群でした。そして照明を巧妙に使い、メンバーの立ち姿を影絵のように映し出す演出(これ自体はかなり昔からやっています)がそのグルーヴとミックスされて、とにかく美しさを感じさせてくれます。
 
最初のパートが終わり、MCタイムに。改めて、四国4県のワンマン踏破を「おめでとうございます」「ありがとうございます」とお互いにお祝いする3人。
あ「瀬戸大橋好きだもんね
の「もう渡りとうて渡りとうて仕方ない
あ「みんなライヴ始まる時間が早くてびっくりしたでしょ? でも昨日は私たちの地元、広島からも来てくれてたんですよ。あとは関西の方々も。昨日のアンケートで読みました」。
なるほど、今回のツアーでは彼女たちの地元・広島公演を切っていなかったため、もっとも距離的に近いのは徳島なんですね。つまり徳島公演はある意味ホームであり、関西圏であり、阿波踊りである!!ということで。前日の〈地元の人の少なさ〉は、こういう背景もあったのですね。
 
あ「アルバムのライナーノーツを皆さんに書いていただく企画、あれミラクル起きとるよね! お手紙でもらうような、感情的なものが前に出た内容が多くて、もう本当に私たちが凄く求めていた内容のものを、たくさんいただきました」
あれ、じゃあ私が書いたような音楽面での批評は、決して3人に求められ……ては……

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あ~ちゃんが舞台裏に行き、かしゆかとのっちのMCタイム。
の「東京から来ました、のっちです!」「チャットモンチーのこなそんフェスに、来てたよって人ーー!!」こちらに挙手した人は2割ちょっと。こなそんはやはり地元の人も多かったでしょうし、初日よりは地元の人がかなり増えた模様です。そしてこの日もまた、あの踊りが始まります。
 

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阿波踊り専用エナジードリンクことAwa Rise! これでドーピングしてきた私に抜かりはありません。爽やかなゆず味で美味しかったです

◇Let's Dance!

の「それでは阿波踊りの師範代をご紹介します、かしゆかです! なんと、阿波踊りを独学で習得されたという」
か「こなそんのステージ上でね。踊り子さんの動きを一生懸命見て、その場で覚えました。私たち、こなそんに出る時にチャットモンチーのお二人から阿波踊りの教則ビデオをもらっていて、それは〈男型〉の踊りだったんです。でも阿波踊りでは男型だけじゃなくって、〈女型〉の踊りもあって……それを覚えてきたので、今日は女型を踊ります!
初日は「男型しかできない」と言っていたけど、改善してきた! かしゆか曰く、女型の特徴(男型との違い)は以下のものです。
 
1:手はパッと弾けさせる
2:男型はがに股なのに対して、女型は内股
3:足を出すタイミングでちょっと跳ねる
 
四苦八苦している御仁も見受けられる中、かしゆかは悠々と女型をキメます。「あたし手足が一緒に出る動き、得意なんです!」と余裕のところを、のっちは左右の手足を同時に出す歩き方をしながら「私、女の子のそういう動き好き!」となぜか萌えていました。阿波踊りは意外と運動量が凄いから、ダイエットにも良い」という話もありましたね、確か。
 
この日は「Perfumeライヴ初めての人」が2割くらい挙手。
の「じゃあここで、点呼的なものをしてもいいですかー? 20代の人!!」大体3割くらいが反応。「若さがあるね!」
の「30代!!」これも 3割くらい。「力強さがあるね!」
40代の人!!」 2割くらい。「確かなものがある!」
「じゃあ……50代、以上!!」1割くらい。「重ねてきた年輪みたいなものがある! まだまだこれからです!」
ここで観客から「10代はー?」の声に、のっち「ええーもう、いま聞こうと思ってたところなんだからぁ!……10代!!」これは5%~10%くらい。
の「えーと、あとは……何て言うんだろう、いち……」
か「ひとけた?」
の「そう、ひとけたー!!」これは数えられるくらいでしたが、20人くらいはいたかな。そのなかで、あ~ちゃんがステージ近くにいた男の子をロックオン。「よう会いに来てくれたね~」などとねぎらいつつ、年齢(7歳)、学校で好きなこと(サッカー)などの情報を手際よく引き出していきます。男の子が照れてしまって、隣のお母さんの肩に頭を寄せて、お母さんが代わりに答えたり。
の「お母さん大好きなんだね~」(※個人的に、〈ママ〉じゃなくて〈お母さん〉なのが好感を持てます)
か「頭寄せがちだね」
あ「そうやっとれるのも、いまのうちだけよ!

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その後、セーラー服(アミューズ主催フェスのBBQでPerfumeが着ていたようなもの)を着た18歳2人組をあ~ちゃんがいじったりしました(「スカーフの光沢に既製品らしさがある」「やっべー若い!〈18ぃー〉って言い方が若い」「つまごいー(※モノマネ)」)。
 

◇チーム分け

〈とー!〉〈くー!〉〈しー!〉〈まー!〉徳島!! しかしこの日は、観客の声援があまりにも大きかったようで、あ~ちゃんが「すごーい!! (腕を指さして)鳥肌立ったもん」。そしておもむろにスカートの上から内腿を触り、「柔らかいところまで鳥肌立ってる! こんなのめったにないよ
えっちょっ何してるの?と思うやいなや、あ~ちゃんがスカートを手で抑えながら後ずさりして、「見んなやぁ~~♡」と! えっ何々?すげえ観てるけど何?
あ「いまね、(両手で双眼鏡を覗く動き)こうやってる人いたの
の「えええー!!!?
か「やだーーーー!!!
あ「もー近いんだから、そんなんせんでも見えるじゃろ!
その御仁が本当に双眼鏡を用いたのか、エア双眼鏡だったのかはわかりかねますが、一声かけるとすれば「でかした!」です。
 

Perfumeの選曲基準

あ~ちゃん「私たちは売れない時期が長かったから、曲だけはたくさんあります。新しい曲もあるし。やりたい曲がたくさんありすぎて、でも古い曲聴きたい!って人もいると思います。ドリカムさんだったら『LOVE LOVE LOVE』と『未来予想図II』聴きたいしー、チャットモンチーだったらやっぱり『シャングリラ』が聴きたい! 私たちもそうやって普通に育ってきています
 

 ◇マスカラ

あ~ちゃん「昔はマスカラなんて知らんくて、その後メイベリンを使うようになって。でもいまは○○○を使ってて、あれええよ、全然落ちん」
これが思い出せなくて、確か〈エンヤ〉みたいな3文字だったんだけど……とTwitterで尋ねたところ、即座にヘレナ・ルビンスタインでは」とご教示いただきました。ありがとうございます。んー、どれを使っているかはわかりませんが、結構するものなんですね……

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 ↑どうも「ヒョウ柄」を使っているそうで、そうなると〈No.5〉ですかね?

◇後半戦

ライヴ開始からかなり経ち、あ~ちゃんが「さあ、ライヴはいよいよ後半戦に入っております!!」といつものセリフを言うと、盛り上がった観客は大歓声で応えます!
あ「すごーい!! いつもこれ言うと、〈えぇーー?〉って言われるのに!」と感激!! 確かにこれは珍しいパターンですが、そもそも徳島のお客さんの〈ライヴを楽しもう!〉的なヴァイブスが凄く良くて、それがこの日のライヴにも大きく作用していたように思います。
例えになるかわかりませんが、「○○○○○○○○」では最後に数秒間のブレイクがあり、大抵あの部分で「Hoooo!!!」と叫ぶお客さんがいますが、徳島2日目は完全な静寂が訪れていたりとか。あれは最高にしびれましたよ! 徳島!!

 
※ご注意下さい。以下の部分は公演の一部のネタバレを含みます。すでに公演をご覧になった方、ネタバレ上等!な方のみ、該当箇所の文字を選択してご覧になって下さい。
この方法に賛否あるかと存じますが、レポートする以上、このタイミングでどうしても触れておきたい内容であり、この方法を取らせていただきます。
 
(以下、ネタバレ部分)

◇3:5:6:9コーナー

まずかしゆかの一投目は……〈★〉! いままであまり★が当たらなかったというかしゆか。「じゃあ、候補曲を紹介するときに声援が大きくて、でもあまり当たらない曲にします……『FAKE IT』!!」これにはお客さんも大歓声! 続くのっちの二投目は……「エレクトロ・ワールド」!! 最後のあ~ちゃんはチョコレイト・ディスコ!!!
あ「アゲ、アゲ、アゲですね。しかも全部ハンドマイク!
その後の打ち合わせでは
・「FAKE IT」の最後、ジャンプ!ジャンプ!で飛びながら、「エレクトロ・ワールド」のポジションに着く
・3人がくるっと横を向くのを合図に、バンマスのザキさん(山崎さん)が音を出す
よろけないのっち
・「エレクトロ・ワールド」終わり、3人が「チョコレイト!」と煽り観客が「ディスコ!!」と返すのを繰り返し、十分テンションをあげたところで「チョコレイト・ディスコーー!!」からの曲に入る、と
・「P.T.Aのコーナー」は「FAKE IT」の前で、コーナー終了直前にハンドマイク3本をステージに上げてもらう
と、打ち合わせが終了しました。
 

◇ザキさん

3人が言うところの〈バンマス〉ことマニピュレータ―(PCを操作してバックトラックを出す人)、これまで長く苦楽を共にしたケイスケさんから、今回のツアーはザキさんに代わっています。
あ「(『エレクトロ・ワールド』の音出しについて打ち合わせして)大丈夫? 行けるよね! 最近仲良くなったんじゃけど……一緒にやり始めたら、ザキさんはすぐに私たちの曲を口ずさんでくれていて。すぐ曲を覚えるなんて、なんて仕事にまじめな人なんじゃ!って思っとったけど、実はザキさん、『GAME』の頃から私たちのCDを並んで買ってくれとって」。

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それ普通に、私と同じでPerfumeファンそのものじゃないか! とはいえ、好きな人たちとお仕事できる可能性があるのが、音楽業界のいいところですね。
 
そして「P.T.Aのコーナー」。ご当地ネタは前日と同じ眉山!〉〈すだちくん!!〉〈あわおどり(阿波尾鶏→阿波踊り)!!!〉。途中であ~ちゃんが、すだちくんをPerfumeメンバーっぽくアレンジしたTシャツを着た女の子2人組を発見。おや? 2人とはいえ、かしゆかVer.とあ~ちゃんVer,のTシャツしかないぞ。
の「のっちは?」
すると女の子が背後のかばんから何かを探しています。そして出てきたのは、のっちVer.のすだちくんがプリントされた、紙!
の「(真顔)
あ「(盛大に笑いながら)紙って!! モノですらない!!
 
今回の「P.T.Aのコーナー」で恒例の「マツケンサンバII」も、見事な一体感!!
あ~ちゃん「凄ーい凄ーい!! 1回だけでこんなに揃ってる! もう1回やらんくてもいいくらい……でも、みんなもう1回やりたいよね? もう1回やりたいよね!(※半分強制) じゃあもう1かーーい!!!」
 
そして会場が温まったまま、〈男子!〉〈女子!〉〈眉山!〉〈すだちくん!!〉〈阿波尾鶏!!!〉〈阿波踊り!!!!〉〈とー!〉〈くー!!〉〈しー!!!〉〈まー!!!!〉と「P.T.Aのコーナー」を終えて、その勢いのまま「FAKE IT」に……と思いきや、あ~ちゃんが高音で「マイクが来てなーーーい!!!!」
本来はここでマイクが3本ステージに上がっているはずでした。スタッフには珍しいミスです! しかしあ~ちゃんがマイクを上げる時間を作るために「もう1回!!!」とコール&レスポンスをやり直し、かえって会場が盛り上がり、さらにもう一回阿波踊りヤットヤットーー!!したことで念入りにテンションを上げて、「マイクが来たぁーーーーー!!!」からの「FAKE IT」で全員大爆発!!という最強コンボが炸裂!!! すべてが偶然の産物ですが、でもこれこそライヴの醍醐味じゃないでしょうか。

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↑もう会場は鳴門の渦潮みたいな盛り上がりでした(?)

 
猛烈な盛り上がりを見せる「FAKE IT」! そのブリーピーなシンセの間奏(ビャービャービャービャーってとこ)、3人は人差し指を突き上げ飛び跳ねて、観客を煽る煽る!! その最中に、あ~ちゃんがかしゆかとハイタッチというか、しばし掲げた手を重ねています。このへんにもメンバーの昂揚が感じられました。その熱狂の中、アウトロで3人は「エレクトロ・ワールド」のポジションに移動。照明が落ち、一気に会場が暗くなります。そして3人がほぼ同時のタイミングでくるりと向きを変えた瞬間、鳴り響く「エレクトロ・ワールド」!!!
ザキさんのタイミング完璧!!
のっちもよろけません!! 当然会場は爆発!!! その最中(確か最初のAメロ)ではあ~ちゃんとかしゆか「今日、楽しいねぇ!」と言わんばかりにニコッと笑顔を見合わせています。いつもクールにキメるこの曲で、この日は思わず笑みがこぼれてしまうほどの盛り上がり。
しかし、ここでトラブル発生。途中であ~ちゃんのヒールがステージの溝に挟まってしまい、彼女だけが踊るのを止めて、ヒールを引き抜きます。「エレクトロ・ワールド」が終わると、あ~ちゃんは一切動じず「さっきヒールが挟まっちゃったけど、そんなの関係ないから!!
観客も「うおおおお!!!」とこの日いちばんくらいの大歓声で応えます。その熱気のまま「チョコレイト!」「ディスコ!!」の掛け合いからのチョコレイト・ディスコ」!!! もう言うことないですよホント。
 
(↑ネタバレ部分は以上です)
 

◇Music is everything

そして、すべての曲が終わりました。深々とお辞儀する3人に、鳴り止まない拍手。この日は本当に、ずっと拍手が続いていて、あ~ちゃんも「これはこれは……」と言ったきり、言葉が続きません。
 
か「徳島が大好きになりました!」
の「今日もらったエネルギーで、これからのツアーもがんばります!」
あ「徳島のお客さんはまじめで、温かくて、ずっと笑ってる人もいて。でもそれって、徳島の人そのものなんだなって思います。徳島が大好きになりました! そして私たちはまた、大きな目標を立てました。マディソン・スクエア・ガーデンの、日本人ではまだ誰もやっていない2日間公演……できるかなぁ?(半泣き) でも、これだけ信じてくれる人がいたら、できそうな気がします。私たちはこれをあと2年の内に、成し遂げたいと思います。そういうときに中田さんが『STAR TRAIN』を作って下さって、〈いつだっていまがスタートラインなんだよ〉って、あの曲には本当に力をもらいました」。
あ「私たちを信じて、私たちを信じてくれる人を信じて。これからも夢に向かって進んでいきます」
 
涙をこらえて、鼻をすすりながら喋るあ~ちゃん。いつもの〈ネタバレ自粛〉のお願いも、この日はありませんでした。観客はいつまでも惜しみない拍手で3人とスタッフの皆さんを讃えていました。
 
 
これまでに多くのPerfumeライヴを観てきましたが、この日みたいなダンスのグルーヴの美しさ、観客との相乗効果、エラーやトラブルも味方につけて、物凄い勢いで高みに上り詰めるようなライヴは、なかなか記憶にありません。長年(2006年~)Perfumeのライヴを観てきて、1回も使ったことのない言葉をあえて使いますが、本当に感動しましたよ。
 
その考えうる要因としては、
1:今回のツアーにおけるもっともコンパクトな会場で、観客との距離が近かった
2:徳島の皆さんの良い感じのヴァイブス
3:広島からのお客さんも多く、ホーム感があった
4:後半のセットリストの爆発力
というところですが、個人的に大きかったのは、やっぱり阿波踊りの存在です。
踊って初めて気づいたのですが、Perfumeの3人と、Perfumeが好きな皆さんと一緒に踊る阿波踊りもう心の底から楽しいですよ。あの祝祭感と一体感は、Perfumeのライヴにぴったりです!
しかも2日目は「マイク来てなーい!!」からの阿波踊りワンスアゲインでしたから、それも直後の大爆発に直結したはずです。長年Perfumeを観てきて、なおも底知れない凄さを感じました。
 
ただ、これだけは申し上げたいのは、「徳島最高だったよ!」がこのブログの主旨ではありません。確かに徳島公演は忘れがたいインパクトを残しましたが、あなたが次に観る公演で、これを軽々と越えてくる可能性だって十分あります(だってこの日が限界な訳じゃないから)。
 
Perfumeって、思った以上に凄いグループなんだな、と再認識した2日間でした。ヤットヤットーー!!!